福島第一原発視察 その1

いわき駅から原発サイトへ

あの大震災から7年半の9月10日、「原発ゼロの会」の現地視察。

JRいわき駅から富岡町の前線基地、旧エネルギー館へ向かう。

 

途中の風景は、田んぼが広がりのどかな実りの秋。


しかし1万2000人が住んでいた富岡町に戻ってきたのはわずか700人余り。さらに帰宅困難区域の大熊町に入ると、人影はなく見渡すかぎり草が生い茂り荒れ放題。被災地の町は時が止まってしまったよう。

 

目にとび込んでくるのは、いたる所に置かれた汚染土をつめた袋、そしてあの日以来住む人の姿が消えてしまった家々。田畑だった土地はいま、汚染土の中間貯蔵のための用地へと姿を変えつつある。


福一まであと⒈5kmの案内板が見えると「放射線量はどうか」の声も.

現地に着くとまず廃炉推進カンパニーの担当者の方から現状、処理水、廃炉準備などの話を聞く。特に燃料デブリや高濃度汚染物の処理はこれまで経験がなく、想像をはるかに超える困難な作業になるとの説明に、原発がとてもアンダーコントロールなどという状況でないのでは、と思う。


地震と津波と原発事故の被害を受けたふるさとが、元の姿に戻る日は果たして来るのだろうか。

 

今回の視察で浮かび上がったトリチウムを含んだ処理水の海洋放出、デブリなど廃炉を進める難題については改めてリポートします。