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会派問題について

新しい年と共に通常国会が始まりました。

国会活動の元になる私たちの会派問題は衆議院は解決しましたが、参議院では開会までには間に合いませんでした。このため正常な議員活動ができることになった衆議院とは違って、参議院は会派の控え室は貰えず代表質問や委員会での活動もできない状態が続くことになります。普通の国会の仕事、議員としての務めを果たせないのは大変残念な気持ちでいっぱいです。

何とか解決していただくことはできないのか。比例議員は所属していた党を離れるなら議席を返すべき、というご意見をいただきます。つまり党を支持してくれた有権者のみなさんの票で当選できたのだから、という理由です。でも皆さんから選んでいただいたはずの党自体が変わってしまったらどうなのでしょうか。古い体質の政治と対決し、国民のために改革を進めていく、そして新しい国の形を目指して政界再編に挑む、その約束は何処へ行ってしまったのかと感じている支持者の方もいらっしゃるでしょう。また私たちの行動は各党にも理解していただき、「4割もの議員が離れるのは離党ではなく分党だね」という声も多くいただきました。

選んでいただいた支持者のみなさんを裏切ってはいけない。私の思いはここにあります。

国会内では現在、各党のご理解を得ながら私たちは解決を目指す努力を続けています。通常国会は6月22日までの150日間。長い会期ですが、議員としての正常な活動が1日でも早く取り戻せるよう誠実に対応していきます。